競馬共和国

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【京王杯スプリングカップ(G2)2019】1400メートル戦2戦2勝のタワーオブロンドンは後方からの爆発力に期待!

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5月11日(土)の東京競馬メインレースは安田記念(G1)の前哨戦・京王杯スプリングカップ(G2)が行われる。

 

今年上位人気の一角になりそうなのが4歳牡馬のタワーオブロンドン(美浦藤沢和雄厩舎)。前走は東京芝1600メートルの東京新聞杯(G3)であり、2番人気5着だった。

 

5着とはいえども0秒4差だったから大負けしたわけでもない。直線で一瞬だけ狭くなるシーンがあったのもこの馬には不運だった気がする。

 

今回は前走以来約3ヶ月ぶりの競馬となる。タワーオブロンドンの休養明けの成績は【1-1-0-0】であり、大きな割引はないとみる。

 

この馬、3歳以降はずっとマイル戦を使ってきたが、おそらく今回の1400メートルの距離はマイルよりも合う気がする。2歳時のききょうステークス(OP)は3馬身半差の1着であり、京王杯2歳ステークス(G2)1着も2馬身差の完勝だった。

 

3歳になってアーリントンカップ(G3)1着、キャピタルステークス(OP)2着などマイル戦でも好走しているが、やはりインパクトという点では1400メートルの競馬のほうが強いと感じる。タワーオブロンドンの1400メートルでの成績は【2-0-0-0】。

 

また、この馬は終いの脚にかけた競馬のほうが良さそうな気がする。前走は15頭立ての道中5番手とこの馬にしては前目の位置だった。

 

東京コースでは32秒4、33秒2の上がりをマークしている馬。ベストと思える距離1400メートルで後方からの爆発力を活かせる競馬になれば、先頭でゴールを駆け抜けるシーンは十分にありそうだ。